こんにちは♪GE HOUSEです。
前回ご紹介した「後悔の無い家づくり」につながる重要なポイントとして、「ヒートショック対策」というものがあります。
あまり聞き慣れないこの問題、実は冬場に猛威を振るっているんです。
■そもそもヒートショックとは…?
ヒートショックというのは、急激な温度変化によって起きる健康被害の総称です。
・寒い浴室にいて、急激に温かい湯船に浸かったとき
・暖かい部屋から寒い部屋、お手洗いなどに移動したとき
寒暖差が激しくなるタイミングに起こりやすく、その時の大きな血圧変動によって亡くなってしまう人もいるんです。
また、浴室で湯船に浸かるタイミングで起きてしまうと、湯船の中で溺れてしまうということも…。
■不幸にも入浴中に亡くなられる方は、日本で年間17,000名以上も
ヒートショックで亡くなられる方が意外と多いのは驚きですよね。
日本では交通事故で亡くなる方が年間平均4,000~5,000名ほどなので、それをはるかに超える人数となります。
意外と身近なところに潜む、怖い現象なんですね。
■そんな怖い「ヒートショック」を防ぐには…?
ヒートショックの原因は血圧の急激な変化です。
対策としては「住宅内で寒くなる場所」をなくすことが大切です。
脱衣所・浴室・トイレや寝室などが寒くならないように、事前に対策をしておくのがヒートショック予防につながります。
そのために暖房機器を置くというのも良いですが、寒い部屋ができない、温度ムラが生じにくい、家中が暖かい家づくりをするのが抜本的な解決策になります。
そのためにも、是非パッシブデザインを意識した家づくりを考えていきましょう。
次回、パッシブデザイン×ヒートショック対策において重要な、「断熱」について改めてご紹介をしていきたいと思います。お楽しみに♪
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