漆喰の家

#漆喰の家 #薪ストーブ
階数 2階

白い漆喰と杉の軒天が美しい外観は、窓配置や照明計画にもこだわり、昼夜で異なる表情を楽しめる。
室内は杉の浮造り床や漆喰壁など自然素材が中心。
スキップフロアに設けたスタディーコーナーや、杉リブ材のアクセント壁、煙の少ない薪ストーブ、縁なし畳の洋室など、心地よさと暮らしやすさを両立した住まい。

漆喰の上質な美しさが引立つ外観

漆喰の家

白色の漆喰の質感が引立つ外観は、整えられた窓配置にも設計のこだわりが感じられる。杉そのものの色合いが活かされた軒天とのコントラストも美しい。

照明計画の工夫により、日が落ちると違う表情を見せてくれる。玄関ポーチの天井にはクリア塗装の杉材を採用し、玄関引き戸はスプルス材で造作した。アプローチの段差は車止めを兼ねている。

自然素材をふんだんに取り入れた室内空間

玄関を入ると杉材がふんだんに用いられたモダンで開放的な空間が広がる。床は足裏に感じる凹凸が心地よい、浮造り(うづくり)仕上げの杉材。壁は外壁同様、上質感のある漆喰で仕上げた。

キッチンから見たリビングダイニング空間。自然塗料でウォルナット色に塗装した梁が空間を引き締めている。直線に配置されたダウンライトも印象的だ。
階段を上がったスキップフロアには、スタディコーナーとしても使えるカウンターを配置。キッチンからも視線が届くように設計されている。

テレビ裏の壁面には、ギザギザした加工を施した杉のリブ材を採用。空間に洗練された印象を持たせている。たくさんの自然素材に囲まれた、家族お気に入りのリビングとなった。

モキ製作所の薪ストーブを採用。燃焼効率が非常に高く煙が少ないのが特徴。ススなどで近隣に迷惑をかける心配が抑えられる。

明るく開放感あるスキップフロアには、杉材で大きなカウンターを造作。兄弟が二人並んで座っても余裕のあるスタディーコーナーとなった。造作の本棚に照明がついているのも嬉しい。

洋室の1つには、本物のいぐさを編み込んだ縁無し畳を設置。空間のアクセントとして多目的に使える。